01

幼馴染みが旦那様?!




*************

暫くしてエレベーターで五階に上がり、その一番奥… "502" と表示された部屋番号の扉前に来た私―。

これが爽ちゃんの部屋番号のようで…何度もその部屋番号を母親から貰ったメモに記載の部屋番号と同じか確認して――。

私はいまだ緊張している中、ゆっくりと手を伸ばしインターホンのボタンを押した。


そして、私がインターホンを押して一分くらい経ってから――。

――ガチャ。


目の前の扉がゆっくりと開かれて…そこに居たのは……。



「………あれ?美亜?」


眠たそうな表情をしている爽ちゃんが不思議そうな面持ちで立っていた。


「…爽ちゃん!」


半年ぶりに会った爽ちゃんに歓喜が芽生えて思わず爽ちゃんに勢い良く抱擁ほうようしていた。


「…は?ちょっ、み、美亜?!」


爽ちゃんは私の急な抱擁ほうように驚いてか少しバランスを崩したけれど、私をしっかりと抱き止めてくれた。



「………あっ、そうか…美亜来るの今日からだっけ…。」


私を抱擁ほうようしながら爽ちゃんはそう思い出したのか…小声で呟いた。




【 5 / 45 】