01

幼馴染みが旦那様?!




***

暫くして5階に登ってその1番奥… "502" と表示された部屋番号の扉前に来た私─。

これが爽ちゃんの部屋番号である。



何度もその部屋番号を母親から貰ったメモに記載の部屋番号と同じか確認して──。

私はいまだ緊張しているなかでゆっくりと手を伸ばしてインターホンのボタンを押した。


そして、私がインターホンを押して1分くらい経ってから──。

──ガチャ。


目の前の扉がゆっくりと開かれて…
そこに居たのは……。



「………あれ?美亜?」


眠たそうな表情をしている爽ちゃんが不思議そうな面持ちで立っていた。


「…爽ちゃん!」


3ヶ月ぶりに会った爽ちゃんに歓喜が芽生えて思わず爽ちゃんに抱きついてしまった。


「…は?ちょっ、み、美亜?!」


爽ちゃんは私が急に抱きついたのに驚いてか少しバランスを崩したけれど、私をしっかりと抱き止めてくれた。



「………あ、そうか…美亜来るの今日からだっけ…。」


私を抱きしめながら爽ちゃんはそう思い出したのかポツリと呟いた。


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