01
見えない気持ち
一爽ちゃんとのそんな会話をしてから数分後店員さんからメニューを渡され受け取ってからメニューを開くと、パスタやピザ、ドリアなど。
どうやら本格的なイタリアンのお店みたいだった。
しかも私が思ってたよりも割と高値のものばかりで少し
爽ちゃんの言うように2人での外食は初めてだし次はいつ外食に来れるかわからないからここは爽ちゃんに甘えようと思い直して──。
私はメニューを見ながら1番食べたいと思ったものを注文したのだった。
*****
数分後、私が注文したドリアが運ばれてきて。
その暫く後には爽ちゃんが注文したピザとパスタがテーブルの上に並んだ。
お互いに注文したものが揃い、私はスプーン、爽ちゃんはフォークを持って──。
「いただきます!」
そう挨拶をしてからドリアをスプーンで一口掬い、少し息で冷ましてから口に運んだ。
「…あっつ!…でも、美味しい!」
「だろ?本格的なイタリア料理だからファミレスとはまた違う美味しさがあるんだよな。」
「うん、今まで食べたドリアとは違う感じがする。爽ちゃんありがとう!」
「どういたしまして。ピザも美味しいから食べていいよ。」
「あ、じゃあ一切れだけもらうね!」
「どうぞ。」
爽ちゃんはそう返事をしてから小皿を手に取るとピザを一切れ、小皿に装ってくれた。
「はい。」
「ありがとう。」
そうお礼を述べてからピザを手に取り食べやすいように折り畳んでから口に運ぶ。
「あ、ピザも美味しい!」
「よかった。」
そんなこんなで爽ちゃんと初めての外食デートを堪能したのだった。
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