前を見ていたい
三郎「ーーでさ」
黒木「失礼します。一年は組黒木庄左エ門です!
岡本先輩はいらっしゃいますか?」
三郎「庄ちゃん!?」
『嗚呼!来たか。すまないな此処まで来させて』
授業が終わった数分と経たずに庄ちゃんが来た
ううん、可愛い・・死にそう。
三郎と勘ちゃんは何時もこの子を独り占めに・・
悔しいけど私も独り占めするんだ!いいだろ!!
雷蔵「え?庄左エ門って三郎の委員会の子だよね?」
『ああ、忘れていた。鉢屋、お前尾浜に
委員会は遅れますと言っておけ。
お前も来ないといけないからな』
庄ちゃんに「鉢屋先輩もなんですか?」と言われて
『今呼ぶ事にした。そんでもって久々知と竹谷もね』
そう言って竹谷の髪の毛を痛めない程度に引っ張って
雷蔵にさよならを言って葵とコンタクトを眼でとる
あおちゃんは分かっていた様で、直ぐに三人と
兵助を連れてそのまま教室から遠ざかる
八左「なあ、俺らって共通点あるのか?」
三郎「さぁ・・庄左エ門が居る限り分からないな」
『あるよ。君らに共通点』
兵助「あるのか?ないと思うが・・・」
そうお互いを見ながらも私の後ろを
付いてきてもらっているのは有難い
一目が付かない様になって来た処で私は
庄左エ門の手を取りそのまま
また前を歩く
『庄左エ門はとても良い子だ。
君は何を突き付けられてもありのままで居なさい。
それが君にとってとても有利に物事が進むことになる』
八左「??何言ってんだ?」
庄「さぁ、僕にも分かりません」
『竹谷、鉢屋、久々知の三人に共通するものは分かるか?三人とも』
そう後ろを振り返り三人を見て問う
するとすぐに久々知が「委員長代理か」と言って来た
『正解。君らはのちに委員会の委員長を務める事になる
それは即ちこの学園を守る盾にならなければならない。
・・同時に私達の裏の世界も見ないといけないんだがな』
そう寂しそうに少し仮面を剥ぐ
すると見た事無かった顔に驚く三人と1人
ごめんね、此処まで来たら君らを外に出す事は出来ない
『着いたよ。ようこそ、僕らの世界へ』
そう軽くお辞儀をして扉を開けた
その中に居たのは
久々知「六年い組の作法委員会委員長の立花仙蔵先輩に
会計委員会委員長の潮江文次郎先輩!?」
竹谷「ろ組の体育委員会委員長七松小平太先輩と
図書委員会委員長の中在家長次先輩もいるぞ」
鉢屋「は組のお二人は・・食満「すまん!
伊作を連れてやっと来た!」今到着ですか」
後ろからボロボロになって来た
つり眼の六年は組用具委員会委員長を務める
食満留三郎先輩と同じくは組保健委員会委員長の
善法寺伊作先輩が居たのにさほど驚かない五年生
と言うか此処に居る人で少々驚くのが竹谷位だった
辻「まだ居るぞ。六年い組の辻八雲だ。
裏用具委員会委員長を務めている。宜しくな
五年生と新一年生」
竹谷「裏?用具委員会委員長は食満先輩じゃ・・」
食満「その説明は・・岡本がするか?」
『待ってました。それでは自己紹介をさせてもらいますね』
そう言いながらも少し古びた校舎の一部の部屋に全員が座るのを見て
私はその場で正座をして改めてと始める
『私の名前は岡本都佑。
五年ろ組で用具委員会に入っているのは表の事情。
本来は"五年ち組の裏学級委員会委員長代理"
そしてこの学園の指示を今年承りました。
皆さん不十分な奴だとは思いますがすいません
宜しくお願いします』
そう頭を下げて土下座の形をとる岡本に殆どの者が驚く
都佑はゆっくりと顔を上げて仮面を取り別の顔になる
鉢屋「それは・・別の人間の顔か?」
『この顔は私の母の顔です。と言っても
今も生きているか分かりませんが、この顔で
大体裏で動いていますのでこれを覚えてもらいたいので
この顔にしました。すいません』
鉢屋「いや、別に・・・」
辻「都佑、早速下級生と鉢屋達にその割り振りを教えてやれ」
はい。と返事をする勢いは何時もとは違う事にまた驚く
こんな真面目な奴だとは思わなかったと鉢屋が考えていると
説明を始めた都佑の姿に驚く
『では、始めます』
この学園の裏の世界をお教えしましょう
(君らはきっとこれを知ったら私を軽蔑するだろう)
(友達になんかなれないんだよだって僕は)
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