青と赤を操りし者
『わあ、すごい人だね……』
「本当にたくさん……」
私と環は今、新人合同訓練に来ている
「わあ!ワンワンニャイン!!可愛い〜!」
声がした方へ目を向けるとポニーテールの綺麗な女性と茶色い髪と笑顔が特徴的な男の子、髪型が特徴的な男の子の3人組がいた。
ワンワンニャインと言われる方に目を向ければ間違いなく1匹、いや1人だけ変なのが混じっている
あれはおっさん……?
うーんと考えていれば後ろから中隊長の声がした
「おい、第1の顔に泥を塗るようなことだけはするなよ」
『どういうことですか』
「烈火中隊長!!」
「おー!環!俺は応援してるぜ!!燃えるような熱い訓練期待してるぞ!!」
うわ、始まった……
相変わらずだなあ……
『カリム中隊長は私に嫌味を言いに来たんですか?』
「まあまあ、2人とも……カリムもたまには素直になればいいだろう、凛くれぐれも気をつけて頑張るんだよ」
ああ、本当にフォイェン中隊長は優しい……
この青髪男とは大違いだっ!
クルッとひっくり返り、新隊員が集まる場所へと向かった
「ああ、1つ言い忘れてたが死にそうになったら俺が助けに行くから安心しろ」
死にそうになったらって……
でもまあ、
『ありがとうございます』
カリムの言葉にそう返せば少し微笑んでるように見えた
「この建物内にいる要救助者を助けて、焔ビト役の隊員の元に辿り着け」
説明された今回の訓練の内容だ
そして、1人の隊員の合図により訓練が始まった