プロローグ


じとりとした湿気が街を包む。
過ぎ去った真夏の暑さよりたちが悪い。
ここ数日の快晴から天気はガラリと一転。
シトシト続く雨に台風、まるで梅雨が舞い戻ってきたかのような日々が続いた。
いつもは降ろしている髪の毛も今日は鬱陶しく束ねるほかない。

特に用事もなかった私は、
とりあえず外へ出ることに決めた

さて、どうしよう?


 → バスに乗って図書館へ行こう

 → 自転車でも見に行こう

 → カフェ・ドゥ・マゴにでも行こうかな