〜目次〜
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2-2
2-3
2-4
安寧を望むことさえ愚かな身の上
馴染むほどに虚しさばかりが募る
溶け出しそうな熱に浮かされて夢を見続ける
西日さす小さな世界でただ二人きり
それは悪魔との契約にも似て
ふたり手をとって眠れるなら他には何もいらない
手折ることは容易だけれど(守ることはこんなにも難しい)
愛を謳う虚像(縋り付くその愚かさに泣いた)
焦がれ死にしろというのか
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