さいはてのさんかく

彼等が立っているのは神様の声も届かない宇宙の果てだ。
泣いても叫んでも、見向きもされないことはわかっていた。
子どもみたいに地団駄を踏んで駄々をこねても、神様の目には映らない。
「こっちを向いて、救ってよ」なんて。
意地でも言いたくないのに、眩しい光に向かって手を伸ばさずにはいられない。
愚かなのは、僕らの方だ。

パンドラ、もう一度きみに(天喰)
花喰む悪童(波動)
神様はエンドロールを見ない(通形)
千切り絵の彼方より天喰


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