境界融和世界の幻門ゲート

すきっと01「アクの強い子」
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時系列:第05〜06話の間のお話です。

たすく「さて、それじゃあ魔術について二人に教えていかないとね。ある程度きょうくんは聞いた範囲だと思うから、復習と思ってくれれば助かるよ」
鏡「はい。よろしくお願いします」
御影みかげ「よ、よろしく、お願いします……」おずおず
介「(あの事件の後だし、人が怖いのも無理はないか……)じゃあまず、輝石きせきについてのくわしい説明から行こう。魔術を使う時に輝石の名前と、その輝石が持つ属性を詠唱に組み込む必要がある。テンプレートは渡したノートにある通りだ」
鏡「うん、それだね」御影の隣でページを覗き込んでる
介「(アシストしてくれて助かるな)そこに自分の輝石の名前と属性だね。御影さんの場合は地属性。鏡くんなら風属性といった具合だよ」
御影「えと、つまり、ログイン画面のIDとパスワードみたいなもの、なんですね……」小声
介「? ……ああ、うん。そうだね。この場合のIDは君自身で、輝石の名前とかは魔術を使う時のパスワードでいいと思うよ。どんな魔術を放つという細かい指定は……メニューの中の項目こうもくと言えばいいのかな」うーん
鏡「あ、えっと、御影の場合は……御影、残りの詠唱の部分はコマンドだよ」
御影「あ、そうなんだ! うん、わかりました」ぱあっ
介「あ、ああ、よかったよ(コマンド? IDとパスワードで学習? ……この子学習面に関しては不安ないけど、他の子に教えるより難しいかもしれないぞ)」真顔
御影「プログラミングで例えるなら……HTML要素そのものが私たちで、宣言の型が輝石の名前と属性で、数値指定記述が魔術の詳細、かな……」
介(プログラミング!? HTMLって、は!? ネット!?)
鏡「御影……その例えは、僕も介さんもわからないと思う」苦笑
御影「あ、ご、ごめんなさい……!」
介「……じ、自分にわかりやすい解釈かいしゃくでいいよ。次行こうか」

 悠里以上に、久しぶりにアクの強い教え子が来たなと感じた介でした。



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番外編前の話
第06話「前を見据えて」

続きの話
第07話「同族嫌悪」

投稿日 2020/11/27


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