n回目の初演 / 2
…………………
■神代 二葉:ユリオたすけて
…………これ、ボクがあんないする感じ?
……
最寄りの駅まででいいので
紙に書いて……いや
迷いそう、へっぽこ感ある
失礼な
■神代 二葉:口尖らせてます
■白波 千聖:千聖はわたわたしときます
冗談冗談、ごめんね
駅まででしょ?
そこの白い子も一緒に行こうか
■神代 二葉:二葉は千聖ちゃんの方見てます
ほんとに? ありがとう!
■神代 二葉:ユリオくゃんについてって駅まで
■黒須 ユリオ:テクテクテクテク
■KP:では、貴方たちは駅に向かおうとします。
すると、数メートル先に道端で座り込んでいる男性を発見するでしょう。
男性は身体を小さく丸め、うずくまっており、その様はどう見ても平常ではなさそうです。
■神代 二葉:また迷子か
■黒須 ユリオ:また〜?
■KP:無視してもいいですし、話しかけてもいいです。
おや……
彼はどうしたんでしょう
……酔っ払いかな
酔っ払い……
大丈夫? 幾ら秋の空が気持ちいいからって、こんなところで寝てたら風邪ひいちゃうよ
背中をさすってあげるのが探偵の仕事ですね
■黒須 ユリオ:つんつんしにいこ
■神代 二葉:近づいて背中摩擦マシーンになります。
■白波 千聖:千聖も近づきました
■KP:貴方たちは男性に近づきます。
男性はひどく怯えた様子で、
「嫌だ嫌だ嫌だ、また、また見てしまった……どうして……なぜ俺が……」
と歯をカチカチ鳴らしながら呟いています。
どうやら、貴方たちが近づいたことにさえ気づいていないようです。
む…………
大丈夫なんですかこの人
……なんだか、様子がおかしいようだね
あ、ダジャレじゃないよ
はい?
うん?
■KP:一応近づいた時の情報が先にあったのでそれだしたんですが、背中摩りますか?
■神代 二葉:いえあ
■黒須 ユリオ:ツンツンします
■KP:では、貴方たちが男性に話しかけると、男性は貴方たちの方にバッと青白い顔を向けますね。