映画感想ログ


フッテージ

★★★

〔あらすじ〕
フッテージ=未編集のビデオテープ。

主人公の一家がある家に引っ越してくる。
主人公は作家で、各地であった事件をネタに本を書いていた。
とはいってももう10年はヒット作がない。
主人公は今度こそはと思っている。
引越しを反対されるかと思い、妻にも言っていなかったが、数年前、この家の裏庭で家族四人が首を吊らされて殺される事件があった。
そして末の娘が行方不明。
犯人は見つからず未解決のままだ。

主人公は屋根裏でフィルムビデオを見つける。
「家族と。2011」などとあることからホームビデオらしいと当たりをつけた主人公は映写機を使い、壁に投影。
しばらくは何気ない日常の風景が流れていたが突如映像が変わり、一家絞首事件の殺害時の映像が流れる。
それはこの家の裏庭で殺された家族の映像だった。

犯人は映っておらず、被害者のみが映るその映像に最初は拒否反応を示す主人公だったが何度も見直し始める。
他のテープも同様に「プール」「BBQ」「芝刈り」などと共に年代も書いてあるが、どれも一家を殺害するスナッフビデオであった。
主人公は「これは犯人が残したものだと」興奮し、事件を調べ始める。全ての事件に共通しているのは一家が殺され、子供が一人行方不明ということ。

ビデオを見ていくうちに、どれにも共通して骸骨のように痩せた男が映っていることに気付く。
そして家の中では怪奇現象が。

家族を殺したのは共通して映る男なのか。
その男は誰なのか。
そして行方不明の子供たちはどこへ……?
ネタバレ!

ホラー
2019/12/26

クリスティ

★★★★

〔あらすじ〕
感謝祭を翌日に控え、大学はみな休暇となる為に浮かれている中、浮かない顔をしている女子学生が一人。
ジャスティンは奨学金で大学に通う貧乏学生。
空いた時間はレストランの洗い場でアルバイトをしてお金を稼いでいる。
休暇のために跳ね上がった飛行機代が払えずに、ジャスティンは同室のニコル(こちらは親が仕事なので帰らないだけ)と共に寮に居残ることになっていた。

彼氏のアーロンは自宅にジャスティンを招くが、ジャスティンの母はこれまで働いたことのない人でジャスティンと会うと「皿洗いの勉強は捗ってる?」などと嫌味を言う人。
嫌われているのもあって行かないというジャスティンは、アーロンにも行って欲しくないと言うがアーロンは「帰らないと面倒」と言って帰ってしまう。
去り際、ジャスティンに「愛してる」と言わせようとICレコーダーを取り出し録音を始めるが、録音されたのはアーロンの言葉だけでジャスティンは何も言わずにレコーダーを切ってしまった。

ロビーで自動販売機からお菓子を買っていると最近起きた「女子大生殺害事件」についてテレビで報じられていたが犯人は未だ不明のようである。
部屋に戻るとニコルが帰宅の準備をしていて、電話中。
電話を終えたニコルが言うには急遽父の仕事の休みが取れて家族が揃うため、これから旅行に行くことになってしまい迎えの車が来るとのこと。
ニコルがいなくなればジャスティンは一人で残ることになるのだが、それもやむなしとジャスティンは快く送り出そうとする。
ニコルはジャスティンも来るようにと勧めるが、ジャスティンは断った。
それならば、とニコルは自身の車をジャスティンに貸し出す。
遠慮するジャスティンだったが「キャンバスを出てリフレッシュするように」と勧められ、ありがたく借りることに。

寮に一人残ったジャスティンは、早朝ランニングを行なったり廊下でスケボーに乗ったり、バッティングをしたり、踊ったり、寮のプールで泳いだりと自由に過ごしていた。
ある晩、ジャスティンはアイスを買いに車で外出。
警備の男性に声を掛け、欲しいものを尋ねるも遠慮されるが「一緒に楽しみましょう」と言って、結果、炭酸飲料とパンプキンパイをリクエストされる。
門番の男性にも声を掛けると「あと1時間で閉門だ」と言われるが「20分で帰る」と言い、キャンバスの外へ。

近くの商店に着き、頼まれた物やアイスを手にしていると、斜め後ろの棚から雑誌が落ちる後が。
見ているとそこにいる人物は次から次に雑誌を床に落としていく。
不審に思いながら、その棚の裏で別の商品を見ていたが、カゴを使っていなかったため取りこぼしてしまう。
すると先程まで雑誌を落としていた、フードを被った女が拾ってくれた。
お礼を言うと「いい車ね」と言われる。
黙っていると不意に女の手が伸びて髪を触ろうとしたためジャスティンは慌てて避けた。
「いい髪」と言う女を無視してジャスティンはレジへ。
「大学生か?」と問われ「そう」と答えて会計をしていると女がジャスティンの後ろへ。
店主は「何も買わないなら出て行ってくれ」と退店を促したが「このサングラスはいくら?」と掛けていたサングラスの値段を聞いた。
店のものを勝手に掛けていたらしい。
「名札通りだ」とか返すと「まけてよ」と女は言い出し、ジャスティンは見兼ねて「私が払うわ」と言う。
すると女は静かに怒りだし「施しは受けない」「見つけたわ、クリスティ」と言い残し、金を置いて去って行った。

店を出たジャスティン。
すると真正面にいた車のライトが点き、暫くジャスティンを照らした後、走り去った。
ジャスティンはニコルの車に乗り、帰路へ。
車を走らせていると街の真ん中に停止している車が。
クラクションを鳴らすと後部座席に先程の女の姿。
女は後部座席の窓に「K」と、書き始めた為、ジャスティンは追い越して寮に戻った。
警備の男性に店で絡まれたことを告げると尾けられていないかを聞かれる。
尾けられてはいないと思うと答えたが、警備の男性は念のため門番の男に「周囲に気を付けろ」と警告する。
不安になったジャスティンはアーロンに電話を掛け、ニコルが帰ったことを告げる。
慌てたアーロンは寮に戻ると言い、2時間で着くと言ったがジャスティンはそれを断った。

ジャスティンはいつの間にか眠ってしまっていた。
寮の中に誰かの気配を感じたジャスティンは警備の男性かと思い、気配を追い始める。
自身の部屋にたどり着いたジャスティンだったが、いつの間にかノートパソコンが起動していて、女性が追い掛けられている動画が流れている。
慌ててそれを止め、外部に連絡を取ろうとネットワークに接続を試みるが繋がらない。
そのとき、外を歩く警備の男性を見つける。
窓を叩いて声をかけるが、外は大雨で気付いて貰えなかった。
振り向くとドアに先程のフードの女が立っていた。
手にはカッターナイフ。
「狩りの始まりだ」と女が言ったのと同時に脇を抜けて外への扉にたどり着くがそこは開かなくなっており、他の人の気配を感じたのでジャスティンは身を潜めた。
ちょうど警備の男性が戻って来たが、扉が開かないために入れない。
ジャスティンに逃げろと言うが彼は傍から現れた仮面の男に撲殺されてしまった。

ジャスティンと謎の集団の鬼ごっこが始まった。




ジャスティンはなかなかに賢いので上手く物を使って鬼を躱していきます。
奨学金のために勤勉な設定がここで生きてくる。
途中までは助けを求めて逃げ惑うジャスティンですが、このお話の本番はアーロンが来てから。


ネタバレ!

サスペンス スリラー
2019/12/26

10クローバーフィールドレーン

★★★★

〔あらすじ〕
主人公のミシェルは夜道をドライブ中、事故に遭ってしまう。
気がつくと右足を手錠で壁に固定され、点滴を投与されていた。
なんとか携帯電話を手繰り寄せるも圏外。
戸惑っていると金属製の扉が開き、男・ハワードが入ってきた。
彼の説明によると、ミシェルが事故に遭い、怪我をしたので自宅へ連れ帰り看病していたとのこと。
外部と連絡を取りたいと申し出るも、「外に生存者はいない」と切り捨てられてしまう。

ハワードの説明によると、ある日地球は攻撃を受けて殆どの生命は死滅していて、外気は汚染されているらしい。
ハワードは地下シェルターを所持していた上、この日のために非常食を用意するなど準備を整えていたので無事だったようだ。
と、暴れているような物音が聞こえ、ハワードが部屋を出ると誰かを怒鳴りつけた。
自分の他にも誰かいるようだと察するミシェル。

いまいちハワードを信用できないミシェルはある日、ドアが開いていることに気付き、部屋の外へ。
その音に驚いて声を掛けてきた男がいた。
彼もここに匿われている一人で、暴れていたような物音は彼が一週間分の食事の乗った棚を倒したからだそうだ。

シェルターを案内したハワードをやはり信用出来ないミシェル。
そのミシェルを見兼ねて、ハワードは外へと繋がる扉へ案内した。
二重扉のひとつだけを開錠し、表を見せるハワード。
ミシェルが小窓から外を覗くと、長閑な農場に見えたが窓の近くにあった豚小屋の前で豚が二頭死んでいるのが見えた。
皮膚が爛れており、何かしらの化学薬品でやかれたように見える。
外は危険だと改めて伝えたハワードだったが、ミシェルは部屋の上を車が通る音を聞いていた。

ハワードの言っていることは嘘か真か。
彼の言葉が嘘なら、真なら、と想像しながら見たら楽しかったぞ!!
ネタバレ!

サスペンス ホラー
2019/12/25

ナインスゲート

★★★★

〔あらすじ〕
希少な本の売買で生計を立てているコルソ。今日も無知な夫婦から希少本、ドン・キホーテ全四巻を安く手に入れた。
こういった手腕から同業者からも嫌われているコルソだったが、顧客の一人である悪魔研究家のバルカンより依頼を受ける。
彼が先日自殺したテルファーから買ったという「影の王国への九つの扉」に関する依頼であった。
この本はこの世に三冊しかなく、そのどれかが本物だという。つまり残りは偽物。
バルカンは自身の持つ本こそが本物だと言うが、確証を得るためにコルソに他の二冊を調べてほしいという。
その報酬の高さに釣られたコルソは早速その一冊と他を比べるために預かって調査を開始する。

調査を進める内、時々会う緑の目をした女や、なぜか襲ってくるプラチナの短髪男、更には殺人事件まで起きてしまい、コルソは本を巡る争いや陰謀に巻き込まれていく。
ネタバレ!

ホラー サスペンス
2019/12/19

湿地

★★★

〔あらすじ〕
アイスランドの町で老人の遺体が見つかる。
老人の部屋を捜査していると、隠すされていたある写真が。
それは墓地の写真で十字架に名前が刻まれていた。

それを元手に関係を探り始める。
刻まれていた名前はある少女の物で、悪性の脳腫瘍により亡くなっているようだ。
少女の父親の名前は調べても見つからなかったが、母親の名前は分かった。
ところが、母親はすでに自殺してる。
頼りはその妹だけだった。

妹を訪ねた刑事だったが、ドアを叩いても返事はない。
不審に思って電話を掛けると部屋に動きがあり、妹が受話器を取った。
警察だと名乗り開けてもらえるように頼むが警察が嫌いなようで開けてくれず、帰るように言われてしまう。
電話を切り、辺りに目をやると少し離れたところに教会が。
その手前に墓地がある。
どことなく見覚えのある風景に刑事は慌てて車から老人の家で見つけた写真を取り出し、そこへ。
写真を元に探していき、刑事は少女の墓を発見。
写真とそこを見比べていると「その子に近付かないで!」と声が。
先ほど電話に出た妹が駆け寄ってきていたのだ。
何故警察を嫌うのかと質問をすると、姉に酷いことをした、という。
その内容を聞こうとしたが引退した警察官の名前を挙げて、そいつに聞けと言い去ってしまった。

刑事は元警察官の老人を訪ねる。
庭でゴミを拾っていた老人に話し掛け、事情を聞くと元警察官は母親がレイプ被害に遭ったという訴えを取り下げさせていたのだ。
「訴えたらどうなるか教えてやったのさ」と悪びれた様子のない元警察官に刑事は怒り、再び妹の家へ。
そこで教えてもらったのは母親の最期だった。
レイプ事件の唯一の証拠品である血の付いた下着を処分し、起訴出来ないようにしたという。
それ以来、母親は引きこもりやがて自殺。
そう言った経緯から妹は警察を毛嫌いしていることが分かる。

老人の部屋にはそれとは別にもう一枚写真が。
それは殺された老人の若い頃の写真で、彼の他に二人男が映っている物だった。
一人は数年前から行方不明、もう一人は若い男への暴行罪で逮捕されて刑務所に居るため会いに行くことに。
刑務所の男にレイプ事件のことを尋ねると「あれはレイプじゃない」と言う。
しかし話を聞いているとどうもおかしい。
まるで“別のレイプ事件”があるような口振りだった。
刑事は過去にこの町に住んでいた女性にかつてレイプされたことがないかを訪ねて回るように部下に指示。
ところが誰もされたことはないという。

行方不明になっているもう一人の男の行方を捜すため、刑事はその母親を訪ねる。
そして会話の中であの元警察官と繋がりがあったらしいことを知る。
男の行方不明事件の捜査担当が件の元警察官で、捜査を打ち切るように動いていたというのだ。
更に、「あの一体はくさい」という。
その街は元は湿地でそこを埋め立てて建物を建てている為、湿気が多くて床が腐りやすい。
確かに、老人の家の床も踏むと音を立てるし、老人の家は異臭がすると苦情も出ていた。

老人検死結果が出た。
死因の他に分かったことが一つ。
老人の脳にも脳腫瘍があったのである。

老人は少女の父親かも知れない。
老人には妹が居たがまだ幼い頃に脳腫瘍で亡くなっているのだ。
脳腫瘍は遺伝的なものでは……?
ネタバレ!

サスペンス ドラマ
2019/08/23
prev top next