7000hit御礼!!
出来上がったパズルは3人で来世へ向かうための扉でした。
見た事もないものはなんの絵なのか分かりようもなかったということです。
さて、パンドラの箱を知っていますか?
あらゆる悪、禍い、不幸が詰まった、厄災の箱です。まるでそれは鬼であった私たちの記憶の様だと思うのです。
でも、聞いてください。
愛する人と一緒ならば、その悲しみを分かち合って乗り越えていく事ができると私たちは知りました。だから、厄災を振り撒いて世の中を不幸にしようとは思いません。
そして、その箱の悲しみが全て無くなると、その箱の底には
最後に希望が残るのです。
ーーーーーー
「やっと私に妹が出来るのねっ!!」
「梅。やっぱりオメェの頭は足んねぇのなぁ。
菫が嫁に来ても梅にできんのは姉であって妹じゃねぇだろうが」
「嫌よ!嫌っ!菫は私の妹なの!
お兄ちゃんにだって譲らないんだから!」
「譲らねぇって、菫は俺の嫁なんだっつってんだろうが」
「あ、あの、、準備終わったんですけど」
スーツの女性がおずおずと妓夫太郎と梅に声を掛け、隣の部屋へと導く。
その部屋には一人。
着ている物には袖口がない為、後で付けるレースの手袋を握りしめて座っていた。
真っ白のドレスに身を包んで
恥ずかしそうに。
伏していた視線が上を向き、妓夫太郎の視線と交わる。
「ほらっ!お兄ちゃん!言うことあるでしょ!」
背中をバシッと叩かれ、よろめきながらも菫の前に来た妓夫太郎はしゃがむ。
「勿体無くて他の奴に見せたくねぇよなぁ」
「なっ、、」
「まぁ、呼んじまったもんは仕方ねぇ。
じゃあ行くとすっかねぇ」
差し出された妓夫太郎の手に菫の手が重なる。
すると、その手は妓夫太郎の口元へ。
ちゅっと、小さく音を立てて妓夫太郎は笑う。
「…妓夫太郎さん、、意地悪です」
「いつまで遊んでるの?!お兄ちゃん、菫!
式が始まるわよ!!」
梅も会場に移動しろなんて言いながら、2人は微笑んだ。
目の前の大きな扉が開けば二人の結婚式が始まる。
「妓夫太郎さん。
何度生まれ変わっても
一緒に幸せになりましょう」
そう。何度生まれ変わっても。
***********
7000hitありがとうございます!!
いつもはキリに上げていた感謝夢でしたが、すいませんっ!!間に合いませんでした。
遅ればせながらではございますが、リクエストしていただいたお話をお届けです。
今回の設定ですが、簡単に。
キメ学で、謝花妓夫太郎が相手。
・夢主は高等部1年紫陽花組、風紀委員。
・大人しく、気弱、押しに弱く、頼まれると断れない。宇髄に苦手意識あり
・上級生にはハキハキ敬語。
同級生、友達には落ち着いた話し方。
子供っぽい話し方はしない。
・同じクラスの恋雪とは友達。
・前世は妓夫太郎に血を分けてもらった鬼
その後恋人関係となった
・妓夫太郎撃たれた後、カナヲに首を差し出し後を追い、地獄にて再会。転生する際「来世では一緒に幸せになろう」と約束を交わす。
・夢主に前世の記憶はなく、夢に見るくらい。
・大切な人と大切な約束をしたことは覚えている。
夢主以外一定のキャラは前世の記憶持ち。
妓夫太郎、梅
・前世の記憶あり、夢主との約束を覚えている。
狛治(猗窩座)
・前世の記憶あり、妓夫太郎の相談役
炭治郎
・前世の記憶あり、世間話する間柄
最終的に夢主の記憶が蘇り、妓夫太郎と結婚する
と、いうリクエストでした。
もう、これで長編書けるんじゃないかなというしっかりとした設定で、なるべく拾えるだけ拾ったつもりではありますが、性格が大人しく気弱な感じに出来なかったのが申し訳ありませんでした。ハキハキ敬語という方に重きを置いてしまいました。
キメ学軸と言いつつ実はまだ地獄に居るとか、詐欺ですね。もう本当に力不足でした。
まだ地獄という事は耀哉さん、あまねさんしか知らない。そして、耀哉さんとの会話は覚えていません。
短期間の制作で分かりにくい所もあったかと思います。カナヲに首を差し出したところを記憶として認識したのか夢と認識か、起きたら完全に忘れているのかその辺りはご想像にお任せします。
妓夫太郎が転生するにあたって「大切な人のために暴力を振るわない選択」梅は「妓夫太郎以外にも心を寄せる、思いやる心」を見つける必要があったというつもりで地獄の最後の試練としております。
こんなまだまだな私ではありますが、菫ちゃんのお話を書かせていただいてありがとうござました!少しでも楽しんでいただけていたら幸いです。リクエストありがとうございました!
22.2.25
ページ: