「愛は愛で乞うべき」

 絶え間ない痛みを恋と呼んだ
 爛れた心がさざめくとき
 わたしの心臓のなかで生まれた残骸
 あなたという片翼
 そこから瞬く命を問うために
 息苦しく煮えきる純心
 はじめて捨てた心臓が還る場所

番外編/side.松川
 花の葬列
 取り留めもない侵略


kisuisya