追憶とキネマ



12月1日は映画の日。それと、特務司書って特殊な仕事だし、色々な事情を抱えた司書さんがいそうだよね…というお話。小説内に登場する映画はいずれも架空のものです。
それぞれ程度の差はありますが、様々な過去を持った夢主が登場するので、苦手な方はご注意ください。設定はこちら



明日も道はあるのでしょうか
(高村光太郎)


※「死に損ないの青」スピンオフ
01私はここに座っています
02重荷を抱いたままの蛹
03明日も道はあるのでしょうか
title by ユリ柩

  

明日の世界は何色だろう
(佐藤春夫)


01終わりの予感に怯えていた
02願うような距離
03明日の世界は何色だろう
title by kakaria

  

少しずつ融けていく
(田山花袋)


01人間性は問わない
02水底に沈む花のように
03少しずつ融けていく
title by るるる

2017.12.01
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