独自の文法
01
こころの隅に錆を飼う
02
知らないふりの針の庭
03
あめのひに孵化する夢
04
夏と指先と少年のこと
05
句読点がきらきら輝く
06
知性の煙と悪行もどき
07
じゅわりと匂い立つは
08
鎰屋八兵衛のひとり言
09
芒の花穂実る前に咲く
10
あの秋の柔らかい予感・上
11
あの秋の柔らかい予感・下
12
まるで上生菓子みたい
13
夜のほとりふたり受信
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