君の夜明け、僕の斜陽


及川徹の初恋

花が咲いて風が吹いたら
夏の日は恋かおる
まだまだ青い彼でいい
鐘が鳴る鳥が立つ
あらゆる欲望と悪魔
ほころびた夢に縋る
花は散れども死にはせず
あなたが静かに眠れるように
奪われた心臓は生きている
消失点より
あなたといきたい
恋をしていた季節
朝が来る陽が昇る人は往く
心穏やかに命柔らかく
わが愛しき紫の

完結

108本の薔薇(番外編)


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