- 1話
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昔の傷に泥を塗る
冷たくなっていく私を嘲笑う声が、まだ働く耳に届く。とうに視界は暗くなり体内の温度は下がる一方だ。あぁ……。これが私の最期なのだろう。従者の忠告を無視して勝手に死んだ私は…
- 2話
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真夜中の昼間
レイシフトで特異点に行き敵を倒すことにも慣れた。始めは同行する他のサーヴァントとの連携が上手く取れなかったが、立香……マスターの指示や周りのサーヴァントの助けもあり…
- 3話
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濡れ衣の無実
遠回しに自分たちのことは自分たちで解決しろと言われたが、これはもうどうしようも出来ないなのだろう。エミヤは俯いている私に対して溜息を吐き、何処かに行ってしまった。言動といい彼は冷たくしているようでその実優しい。お人好しな性格……
- 4話
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現在の昔話
未だに真名を明かさないのは、私のことを信頼していないからなのか、生前の主に戸惑いと動揺しているからなのかはわからないが、私はこのアサシンのことを知らなすぎるのではないか……
- 5話
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現の夢に溺れる蝶
レイシフトで降り立った地は鬱蒼と草木が生えていて、全くもって視覚的情報は手に入らなかった。どの世界にも似たような草木は生えるもので、森の中に降りたら此処がどの世界でどの時代なのかが全く分からない。……
- 6話
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古の栄華への道
当時父は女が店を経営するものではないと、反対したのだが私以外に父の店を引き継げる者もいなく、店も栄えていた為に勿体ないと説得するも、父は危ないの一点張りで人の話を……
- 7話
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生の定義を教えて
燕青曰く、私が死んだあと東州にいる私の家族は狙われることなく、燕青の人生は侠客の名に相応しいままに幕を閉じた。とのことだったが、恐らくそんな簡単な言葉だけでは……
- 8話
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後悔の鉛の花
燕青。そう呼び掛けていたあの頃に戻ったかのように錯覚してしまうこの時代。然し、私と燕青……新宿のアサシンの間には、深い深い溝が未だにある。マスターが間に入っても埋まる事が……
- 9話
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仇花と徒花
俺は……俺はあの日をやり直したいと何度も考えた。主を亡くすのは目に見えていたから、だからどうしてもっと、無理矢理にでも……それこそ、主を殺してでも無理矢理引き留めなかったんだ、と。だが、現実は違った。蹴鞠野郎……
- 10話
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暗く苦楽
アサシンの案内のもと、2人がいるであろう家屋に向かっている最中、馬蹄の音が聞こえた。人目を避けて行動していたわけではないし、街の中馬が通るなんて珍しい事でもなかった。馬は正面……
- 11話
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死して尚死あれ
一本の矢を馬上の男目掛けて放った。百発百中の矢は生前から外れた事がなく、必ずと言っていい程に敵の身体を貫き、怯んだところを燕青が止めを刺していた……
- 最終話
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セピアの写真
2人の間にあるのは主従関係ではなく、深い溝だ。同じサーヴァントとして召喚され、同じマスターのもとで暮らしているのであれば、この口調も直すべきだ。レイシフト先で……
- 番外編
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蜂蜜味の心模様
アサシンと関係を修復しつつある今日この頃。マスターとアルトリアと共にエミヤの作った昼食を食べていた時、不意にアルトリアが私について質問してきた……
- 番外編
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真っ暗な光
模擬戦闘訓練が行われるシミュレーションルームは、大層頑丈に出来ているようでエネミーを壁に打ち付けても凹みはするものの、穴が開くわけではないので安心して力を振るう事が出来る……
- 番外編
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反省の矛盾した感情
昼下がり、エネミーの暴走があってからシミュレーションルームは整備中との事で、エミヤとの特訓もなく、マスターも用事がない。という事で2人で談話室でお喋りをして……
- 番外編
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私はここにおります
息を切らして街中を走る。とうの昔に足は棒の様になっているが、それでも与えられた使命と体の奥から這い出る恐怖心に縺れる足を無理矢理にでも前に出して、走っている。今足を止めてしまうと地面に倒れてし……
- 番外編
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先にたつ後悔
それは藤丸の何気ない一言だった。その日、名前とアルトリアとエミヤは休憩室で共に束の間のティータイムを楽しんでいた。紅茶のお茶請けはエミヤが作ってくれたマフィンで、名前とアルトリアは「おいしい」と舌鼓を打って……
- 夢本番外編
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藤丸 立香の部屋その一
何処かの国がお昼にやっている番組を模したこの部屋の名前は、藤丸 立香の部屋。 今日もこの部屋に誰かが遊びに来ています。(パスワードは夢本表紙、一番下の単語を英単語小文字にしたものです)
- 夢本番外編
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藤丸 立香の部屋その二
何処かの国がお昼にやっている番組を模したこの部屋の名前は、藤丸 立香の部屋。 今日もこの部屋に誰かが遊びに来ています。(パスワードは夢本表紙、一番下の単語を英単語小文字にしたものです)
- 夢本番外編
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藤丸 立香の部屋その後
――プツン。と、ひとりでに部屋に備え付けられているテレビ画面が付いた。 どこかリモコンに触れてしまったのだろうか? と、牡丹が首を傾げると、何処かで見たことがある部屋が映し出された。(パスワードは夢本表紙、一番下の単語を英単語小文字にしたものです)
- 夢本番外編
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燕青と牡丹
元主と元従者。一度築いた関係を破綻させ、ふたたび新しい関係を築きつつある二人は、今日も今日とて“二人だけの時間”を過ごしていた。(パスワードは夢本表紙、一番下の単語を英単語小文字にしたものです)
BAMBI
