そこで吠えてろ、
負け犬が!
はじめに
第1章
誰も知らない朝のこと
駒鳥はきっと死ねない
綺羅星を運ぶ君の名前
109番目の煩悩
湖に流星が落ちたよ
幕間 嘘つきなあなたの夢の話
好きなのです、全て、全て
七面鳥が墓場で踊る
孤独を知らない誰かの瞳を知らない
幕間 再び、嘘つきなあなたの夢の話
傷付けなければ生きてはゆけない
花を捨てる私と
幕間 嘘つきなわたしの夢の話
かなしみひとつ、よろこびひとつ
誰もいない処刑場
君の落とした小石を拾う私
撃墜する太陽
誰かが明日、夢を見る
幕間 嘘つきなわたしたちの夢の話
誰かの知らない朝のこと
第2章
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ふたつおりのひとひら
ふたつおりのひとひら