ジンノエ
まず気になったのはそれだった
ガラス越しではない時
温かさなどすぐに冷めてしまうのだから
地面には割れたカップから零れた中身
:裏有
何かを期待してるかのようなそれを見るのは嫌ではなかった
拭うものなどなかったのに
:ノエ死亡
少しだけなら非日常とは言わない
少しずつ進んでいけば、先はあるのだから。
期待しても何もないとわかっていても
今はそこに何もないとはわかっていても
見える形ではないけど、私を創っていく
蓄積されていく
あってないようなもの
一人ではないノエルを思い浮かべながら
今ならもしかしたら受け取ってくれるかもしれない
楽しみはこれから
壊れない日常
壊せない日常
答えはいらない
恥ずかしさと嬉しさ
胸の中と似て
ドジと罰と
甘味
熱い感触
冷たい感触
日常の誕生日
私が私として生まれた日に大切な人と
少佐が記憶喪失になりました:１
少佐が記憶喪失になりました:２
少佐が記憶喪失になりました:３
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