堂島大吾と許嫁だった女の子


01.一九八八年 神室町
02可憐な隣人
03.その足音に耳を塞ぐ
04.覆水盆に返らず
05.鏡は砕け散った
06.眼と心臓
07.かの場所に少女はいない
08.鏡の欠片は溶けてゆく
09.孵化
10.母なる海鳥の懐

11.不出来な蛹
12.朧気な輪郭
13.
14.修繕の手を尽くせど
15.報せ
16.柘榴を啄む
17.冥冥の裡
18.朽ちゆく季節
19.欠陥品
20.遠くで祈りの声を聞いた

21.残穢より贖いを
22.眼前の羅生門
23.夜の底に堕ちてくれるな
24.手は差し伸べられていた
25.いつしか、それは
26.あなたの幸福だけを祈る
27.親愛なるかつてのあなたへ
28.芽吹く春の訪れ
29.霜焼けを癒して
30.二〇一九年 神室町