mellow

「ううん。いつも思ってた。北くんと知り合わなかったら私、こんな素敵な1年を過ごせてなかったと思う」こんな苦しい気持ちを知ることもなかった。誰かのことを考える胸の痛みも。それは時として幸せとは遠いところにある感情にもなるけれど、それを知らなかった頃の自分にはもう戻れない。北くんと出会わない幸せも多分どこかにあるんだろう。けれどそんな自分はもう考えられない。誰に何と言われようと、私は北くんに恋した今の自分の人生が愛しい。「俺もおんなじに思っとるよ」北くんは表情を和ませて言った。きっと気持ちを伝えるなら今だ。幸い、私たちの両隣は誰も座っていない。いや周りは自分達のことに集中しているから私たちの会話なんて耳には届かないか。

兄の経営するカフェを手伝っている最中ひょんなことから顔見知りになった北信介とカフェやら学校やらでゆっくりと互いを知り恋に落ちるお話。なんちゃって関西弁になってるのでご注意を。パスワードかかっているものは相手の誕生日を4桁で入力してください。

  main story

one two three four five
six seven eight nine ten
eleven twelve thirteen
fourteen fifteen
sixteen seventeen eighteen
nineteen twenty
twentyone twentytwo twentythree
twentyfour twentyfive
twentysix twentyseven twentyeight
twentynine thirty

  after story

long time no see
Birthday
Halloween
call my namestay with me
kiss on my body*
it's gonna be greatwill you marry me
I promise you
December 25th

  extra story

T

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