寒葵と滂沱の

設定
太陽のような君と
(初めて出逢った)
女々しい隣人は
(退屈しのぎに、)
君が蒔く辛苦
(全てがわからない)
ルピナスを散らし
(欲が、出る)
固まった青春
(嫌われるのが怖い理由)
恋することがこんなにも痛い
(気付かなきゃよかった)
白い白い君
(汚い汚い俺)
懐かしき森閑
(会いたい)
相反する願い
(言えるはずもない)
自家撞着と窮余一策
(嘘で固めて)
震え、直走る心臓
(一線を引く)
甘い花を咲かす
(君の唇から)
一時の出会い
(君とよく似た)
ガーネットを手に
(俺は走る)
手が届く先に
(知らない君を見た)
とあるKの独白
(勝手過ぎるんですよ)
まるで独り善がり
(だけど気付かない)
モデルKの不安
(君も僕も傷だらけ)
勇気をふりしぼる
(誰のための嘘?)
ボロボロ、ぽろぽろ
(ナイフと嘘つき)
嗤う心象
(内側から俺を指差す)
何も届かない
(交わらない視線)
鉄屑の弾丸
(カシャンと落ちた)
叩かれた壁に
(何度目かの気持ち)
いっそ感情など
(無くなってしまえばいい)
カッパ・ピスキウム
(最初で最後の夢)
Like a sleeping drug
(dream and oblivion)
My Dearest
(一番の願い事)
カランコエ
(俺にしか出来ないこと)
嫉妬と望み
(僕じゃ駄目なんです)
二度目のラブレター
(もう一度、愛を)
寒葵と滂沱の雨
(秘められた恋を君の手に)
幸せの檻の中
(出る鍵はなくした)
寒葵と大輪の晴れ
(雨上がり、君と二人)
あとがき

Extra story
モデルKの回想
後日談
スティンガードリーム
俺以外を見る君なんていらない
日常にのまれ


130405〜140304
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