- 暗転、生は儚き
- 明転、死は終幕にあらじ
- 再び灯りし焔と共に
- 白鳶と右の片翼
- 向こう見据えた向こう見ず
- 白焔と左の片翼
- 珠は転がり掌に
- 盛況する白部屋の或る日
- 蒲鉾勉強七日間
- 酔狂に為れ
- 黒袖通して振り合つて
- 無沙汰の便り
- 変はり者に寄る変はり者
- 拐かすのは風でなく
- 桜切る馬鹿、庇う馬鹿
- 清濁それぞれ胸の内
- 徒花は然れど結びあり
- 白蛇は急がず影を落とす
- 抽んでたがり
- 鑑みること鏡に如かず
- 追う手を防げば地蔵が回る
- 悠かならざる征途
- 夜駆け反攻記
- 火蓋と血路の露払ひ
- 渇けば切るが良し
- 散らせ蜘蛛の子綾吊らせ
- 窮まる灯の守り何を噛む
- 或る戰の特称命題
- 十死一生に師父を見た
- 縒り糸転りと片蛇腹
- 発たされし帰路
- 逆巻ひて逆捩ぢ
- 星になりせば
- 邪霊か清神か性の蝕
- 止め柝の打たるる前の廉
- 自傷自罰は朦先からよ
- 眩しく語らふ天の鷹
- 相対火傷みたいな夜来
- 暗かに騙りて夜の鷹
- 楼の灼たか鳴り
- ※※執筆中※※